実は以前、
フレンチブルドッグを飼っていたことがあります。
いや、正確には
「預かっていた」
というべきなのですが。
わたしが高校生の頃、犬好きの親戚から、犬を一匹預かって欲しいという申し出が我が家にありました。
というのも、親戚の家には、当時犬が5~6匹飼われており、
何の理由かは忘れましたが、とにかくその一匹を、我が家で預かることになったのです。
その犬というのが、フレンチブルドッグの「マル」でした。
最初にマルをみたときは、
「なんて変わった顏をした犬なんだ(+o+)」
というのが正直な感想でした。
当時のわたしは、フレンチブルドッグはおろか、ブヒ犬の魅力にまったく気づいておらず、
ブヒブヒいうマルのいびきのうるささに、最初はただただ圧倒されるばかり。
また、子どもの頃のマルは、フレブル特有の大きくてピンと立った「コウモリ耳」も垂れた状態で、
(初期のフレンチブルドッグには、垂れ耳の「ローズ耳」とよばれるタイプもいたそうですが)
つぶれてくっしゃっとした顔に垂れた耳が、
なんだかお世辞にも
「わ~可愛い犬!!!!!」
と万人に褒められるタイプではありませんでした。
かくして、
おっさんのようないびきをかく謎の生物を観察するような気持ちで、
マルとの生活をスタートさせた我が家。
ほどなくして、家族全員がこのちいさなおっさんの虜となることになります。
後編につづく。
フレブルスキ♫
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